あなたは愛犬の無駄吠えについて、悩みを持っていませんか?チャイムの音に反応して吠え続ける、外を人が通るだけで吠える!これはとても困りますね。しかし、犬の無駄吠えは無理やり止めようとすればするほど悪化してしまいます。
そんな状態は飼い主には大きなストレスになりますよね。では、どうしたら直せるのでしょうか?
この記事では、犬の無駄吠えの原因とタイプ別の対策方法、 愛犬の無駄吠えをなくす解決策について書いていきます。
目次
犬の吠える原因とタイプ
犬の吠える様子で原因と犬のタイプを見極めてみましょう。
犬の無駄吠えをなくす方法は、まず犬をよく観察してどのような要因で吠えているのか、飼い主が見極めることが大切です。
見るポイントとしては
- しっぽが下がっていないか?
- 耳はどこを向いているか?
- 犬はどんな表情をしているか?
犬は体で色々な表現をしています。それを汲み取ってあげることが、飼い主にとっての仕事といえるでしょう。
それでは早速犬のタイプ別に原因と対策を見ていきましょう。
怖がりでビビリタイプ
人や犬に近づかれることが苦手な犬がこのタイプです。
このタイプの犬は臆病でいつも周りを見回しています苦手な相手が近づいてくると声立てて追い返そうとします。
臆病故に先制攻撃の如く吠えて、相手を牽制します。しかし直接触れられる距離まで近づかれると飼い主の後ろやハウスに隠れてしまいます。限界まで近づかれると噛み付くことがあります
神経質で気を使っているので、心身のストレスが予想以上にかかっていることがあります。初めて見る人や物犬にも人一倍敏感です。
どんな犬種に多い?
室内で暮らす小型犬特に、トイプードルやチワワヨークシャテリアに多いタイプです。
見分け方
しっぽが下がっている。耳が後ろに下がっている。後ずさり君気味
原因と対策
ビビリな犬のほとんどは社会性が不足していて色々な刺激に弱いために起こります。
社会性が不足していて色々な刺激に弱いため、小型犬でなくても箱入りの状態になると、どのような犬種でもこのようになってしまう可能性があります。
いつからでも遅くないので、様々なことを経験させてビビりの状態を卒業させましょう。
おねだりわがままタイプ
ご飯が欲しい、おやつまだ~!遊ぼうよ、などというアピールで吠えます。
これに毎回かまっていると要求の無駄吠えは延々と続いてしまうことになります。あまり”お嬢様扱い”すると無駄吠えで、どんな要望も叶ってしまうと勘違いしてしまいます。
こんな犬種に多い
チワワ、ミニチュアシュナウザー、トイプードル、ポメラニアン
見分け方
しっぽは上がっていて振っていて、意味もバタバタさせている。
望みが叶わないと声が強くなって不機嫌になる。
原因と対策
基本的には飼い主さんの溺愛が原因のケースが多いです。
吠えたり可愛い仕草でアピールすれば、なんでも叶うと勘違いしています。この場合の対策は無視をすることです。無視をして吠えても意味がないということが分かるまで、根気よく続けましょう。
暇でかまってちゃんタイプ
暇ですることがない時に突然吠えることがあります。
この場合、吠える原因の根本をしゃぶるのが難しい場合があります。体は運動を求めているのに飼い主が構ってくれないという状態が続くと、無駄吠えが始まります。
こんな犬種に多い
パピヨン、フレンチブルドッグ、ジャックラッセルテリア、ラブラドールレトリバー
見分け方
やることがないので外の様子を見るのが趣味。何かあったらとりあえず吠える。
吠えていることに、重大な意味がや原因があるわけではないので、表情が硬いわけではない。
原因と対策
運動好きな犬種が運動不足になると起きることがあります。散歩に遊びアクティブなことを一緒に楽しみましょう。
運動量が必要な犬種だったら、運動は飼い主の義務でもあります。今日から散歩に出かけましょう!
ハイテンションタイプ
何かをしたり出かけようとすると突然吠え出す、ハイテンションなタイプです。
これから遊べるとか散歩ができそうだったりすると、喜んでピョンピョン跳ね走って吠えます。
このタイプは叱ったり無理やり止めたりしても、ほとんど意味がありません。止めようとすると逆にテンションが上がります。
こんな犬種に多い
ボーダーコリー、ミニチュアシュナウザー、ゴールデンレトリバー、シェットランドシープドッグ
見分け方
目線は、どこを見るともなくとにかくテンションが高い
ぴょんぴょん走るのが特徴。家の中をぐるぐると走り回るなどにかく楽しそう
原因と対策
突然、テンションが高くなって吠え出す時は、間違っても一緒に走ったり楽しんだりしてはいけません。
しらっとして冷静に落ち着くのを待つほうが良いです。触れたり追いかけたりするとこのタイプを助長させてしまいます
分離不安寂しがり屋タイプ
室内で飼い主にくっついて歩くようなら、不安分離かもしれません。
これは簡単に言えば留守番下手なことですが、悪化すると少し離れるだけでも不安になってしまい吠えたり暴れたり、破壊行動やトイレの失敗をするようになってしまいます。
こんな犬種に多い
チワワ、ヨークシャテリア、ミニチュアダックスフンド、トイプードル
見分け方ワンワンという普段の抜き方だけでなく必要な声を上げて吠えます。
しっぽは下がっていて不安そうです。
原因と対策
飼い主と愛犬の距離が近く、毎日べったりしていると、どんな犬種でも起こります。
特に小型犬に多いのは、抱っこがしやすく構いやすかったりするからです。愛犬とは付かず離れずの距離を置くようにしましょう。そうすることで依存を防ぐことができます。
まとめ
このように一口に愛犬の無駄吠えといってもその原因はいろいろです。
ワンちゃんは話すことができないので、吠えることで自己アピールしています。愛犬の様子をよく観察して、原因を突き止めて直していきましょう。
無駄吠えは困ったものですが、実は飼い主が構いすぎたり一緒にはしゃいでしまったりとか、逆に運動させていなかったりなど、飼い主側にも原因がある場合も多いことが分かりますね。
愛犬が無駄吠えする原因を突き止めて直すことで、ワンちゃんとの生活がもっと楽しくなることでしょう。
もし万が一、どうしても愛犬の無駄吠えが直らない場合は、しほ先生の教材を見てみてください。嘘のようにあっけなく愛犬の無駄吠えが直ってしまう、魔法のような教材です。
↓↓↓
イヌバーシティ~いぬ大学~ 犬のしつけ教材はこちらから