犬の歯磨きデンタルケアのやり方とグッズ・アメリカの場合

犬のデンタルケア・歯磨きなど、皆さんはどうしていますか?

アメリカ西海岸で2匹のボーダーコリーを育てている mukuo です。13才の子はダコタ、2才の子はデイジーといいます。

今回の記事では、普段どんなふうにデンタルケアを意識しているかと、愛犬のデンタルケアの具体的な方法やグッズについて書かせていただきます。

目次

デンタルケアに関する私の後悔

過去の犬に対しての後悔が私が愛犬のデンタルケアを意識するきっかけとなっています。

日本にいる時にも私には大切な犬がいました。白い毛が美しい雑種のオス犬でした。彼はもうすぐ17才という頃にこの世を静かに去りました。

大きな健康問題もなく、シニア犬になってからも毎日元気に散歩を楽しみ、とても活動的でした。家族に愛された犬でした。

ただ、私はこの子に定期的なデンタルケアを行っていなかったので、シニアになってから歯石が目立ってきました。16才になってからは、歯茎から出血することもありました。

若い時に歯磨きを覚えさせておかなかったので、歯ブラシを口に入れることをとても嫌がりました。

デンタルケアを怠った事をとても後悔しました。

反省を元にした犬のデンタルケアと歯磨き

現在我が家にいる2匹の犬たちには、以前の反省を生かしデンタルケアに努めています。

夜寝る前に、犬用歯磨きと歯ブラシを使って歯磨きを毎日行います。

ダコタは歯磨きはあまり好きではありませんが、拒絶することもありません。

デイジーは、歯磨き粉の味が気に入っているようで、歯磨きが好きです。

ダコタの方は、シニア犬なので、やや歯石がついてしまっていますが、歯茎は健康な色で出血することはありません。

2匹とも毎日歯磨きをしていても、食べ物による色素沈着はおきてしまっています。これは仕方がない・・・ということにしています。

我が家の犬はドライドックフードが主な食事になります。時々、バナナ、イチゴ、鶏肉などをおやつにあげます。このようなものをあげたときには、念入りに歯磨きするように心がけています。

 

歯磨きを受け入れいている我が家の犬たち

犬のデンタルケアに際して注意すること

私の周りの犬の飼い主さんも、デンタルケアには心がけている方が多いです。

その方たちを通して、獣医師やドックトレーナーさんのアドバイスを知ることができて参考になります。

犬のデンタルケアに関しての情報を羅列してみたいと思います。

1. デンタルケアを行う際には、犬にとって繊細な身体部分である、マズルや口腔内に触れることになるので信頼関係がとても大切である。

2. デンタルケアのためのアプローチは少しづつ行い、無理強いしないことが大切である。

3. 口腔粘膜を傷つけないよう静かにゆっくりとケアを行う。

4. 犬の好みの味の歯磨き粉を見つける。

5. 口腔清掃を目的とした犬用ガムもあるが、成分をきちんとチェックしてから与える。

6. 定期的に動物病院などで歯石除去を行う。

どれも大切なアドバイスだと思います。

無理強いは長続きしません。歯磨き経験が楽しいと感じられるよう工夫することが大切です。
私もデンタルケアに際してのアプローチは気をつけました。

歯ブラシを見て、逃げてしまうようだったら、アプローチを変えないといけないと思います。

犬のデンタルケアグッズ

犬用の歯磨き粉と歯ブラシ

犬用の歯ブラシと歯磨き粉
2匹の愛犬にはそれぞれ、好みの味の歯磨き粉があります。

ダコタはどの味であっても文句を言いませんが(笑)、デイジーは決まった銘柄の歯磨き粉でないと口にしません。

犬用のガム

犬用ガムですが、これも注意が必要です。

口腔内の掃除効果があっても、着色料など使用されていないかきちんと確認する必要があります。

数ヶ月前、有名ペットブランドの歯磨きガムを我が家の犬に与えたら、2匹ともひどい下痢に襲われました。使われている成分が合わなかったようです。

デンタルケアは飼い主としての責任

犬の歯磨きデンタルケアのやり方とグッズ・アメリカの場合

アメリカのペットショップでもデンタルケアに関するグッズはたくさん扱われています。

飲み水に混ぜ、犬がそれを口にするたびに殺菌効果や歯垢を分解するもの、歯垢除去スプレー、噛むことで自然に歯の掃除をしてくれるおもちゃなど、たくさんの種類が上がります。

これらは歯ブラシを口に入れるのが苦手な犬に適した方法になります。

導入前に、成分や商品の安全性をきちんと調べるのことは飼い主の責任だと思います。いくつになっても、自分の歯で食事を楽しみ、犬に長生き長いてもらいたいものです。

犬のデンタルケア・歯磨きのまとめ

犬も歯槽膿漏になってしまうと、口臭が発生しますし、食事を摂取することが難しくなります。その結果、犬の生活の質が著しく低下してしまうことになります。

その他にも、口腔内の感染源が全身状態の悪化に結びつくこともあります。感染が進み、頬に穴が開いてしまうようなことも起こりうるそうです。

私が感じるデンタルケアのあり方と、日々の実践方法を今回の記事ではまとめさせていただきました。

綺麗なピンク色の歯茎と白い歯を犬が維持できるか否かは、飼い主の我々にかかっているのだと改めて思います。

アメリカ在住のライター mukuo がお送りしました。

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使い方は簡単でスプレー式になっているので、犬の口を開けて1ヶ月間毎日夜1回2プッシュしました。

1ヶ月ほどで小豆ほどの大きさの歯石がボロリと取れて、感動しました。

ついてしまった歯石は犬の場合、全身麻酔でないと取れないと思っていたので、簡単に取れてうれしいです。一度試してみて下さい。