アメリカでの犬の躾

私は、アメリカ西海岸で、2匹のボーダーコリーと夫と楽しく生活しているライターのmukuoといいます。

この記事では、アメリカのペット事情や、アメリカでの犬のしつけについて書いています。

日本とは国民性も住宅事情も違うアメリカで、犬のいる生活がどんな感じなのか、感じて頂けると思います。

アメリカで犬と暮すmukuoのこと

楽しい時も、忙しい時も、落ち込んだ時も、幸せな時も、笑っている時も、少しだけ怒っている時も愛犬2匹がいつも寄り添ってくれている毎日です。

2年ほど前に、ボーダーコリーの赤ちゃんが我家にやってきました。我が家にとって二匹目のボーダーコリーの女の子です。

このボーダーコリーという犬種は、牧羊犬として世界中で活躍する他に、その知能や運動能力の高さからドックスポーツ界でも、トップアスリートドックとしての注目されています。

そんな優秀な犬種の能力を無駄にしてはならぬと、仔犬教室を封切りとして、ドックスポーツの世界にも我々はデビューをしました。我家の犬とたくさんの時間を共有しながら、犬についての理解を深める毎日です。

またプロのトレーナーさんや同じクラスに在籍する犬とその飼い主さんと接することでも様々なことを学んでいます。自分の犬に関心が高まると他の方の犬にも関心が高まります。自然に”犬を観察する”という習慣が身につきました。

犬の性格・エネルギーレベル・社会性・順応性・知能なども一匹ごとに異なります。今回の記事では、そんな私が目にしているアメリカ西海岸のペット事情をお届けいたします。

アメリカ合衆国広し!なので都市や州が変わるとまた事情も異なるかと思いますが、私が見ているアメリカの一部分を楽しんでいただければ思います。

アメリカ人に人気の犬は?

大きめな犬が人気がある印象を受けます。私がよく犬を連れて行く場所は湖とドックパークの設置されている公園です。これらの場所でも比較的な大きめの犬をよく見かけます。

日本でも人気のあるラブラドールリトリバーくらいの大きさの子たちです。

アメリカの住宅事情と大きな犬はきっと相性が良いからかもしれません。一般的な一戸建の家には必ず大きなバックヤード(裏庭)が付いています。大きな犬が十分に走り回ることができる面積です。

玄関側に位置する部分の庭はフロントヤードと呼ばれます。フロントヤードにフェンスを張り、犬を遊ばせる空間を設けている家も時々見かけます。

また防犯を考えた時、大きめの犬を見張り役にしたいという考えに至るのでしょう。

アメリカでの犬の躾

バックヤードで遊ぶ我が家の犬たち(中型犬)

アメリカ人にとって犬の位置付け

日本に比べて、人間と犬は生活空間での密着度が強い印象を受けます。日本でも家庭犬が屋内で自由に過ごす時間が以前より長くなってきているようです。

アメリカの場合、犬は屋内外を自由に行き来するのが当然の飼い方です。庭に犬小屋を置いて屋外でほとんどの時間を過ごすという家庭犬をアメリカでは見たことがありません。

厳密に玄関で靴を脱ぎ内と外を明確に分けるという習慣がないアメリカ人にとって、犬が内と外を自由に往来するのは当たり前のことなのでしょう。同じ空間を共感すればするほど、家族としての意識が深まります。

ペットは大切な家族の一員であり、いつも自分達の真横にいることが当然という位置付けになります。我が家もそうです。

アメリカ社会はドックフレンドリーな場所が多岐にわたります。ドックビーチ、ドックパーク、犬が飼い主と入ることができるお店、ホテルなど数多く見られます。カフェの屋外のテーブルには犬連れの人々を多く見かけます。

アメリカでのペット事情

ドックビーチにて伸び伸びと遊ぶ犬たち

大切な犬の躾

人間と犬が空間を共にする場面が多いからこそ犬の躾がとても大切であり、社会性の低い犬は人間社会に迷惑をかけてしまう結果となってしまいます。犬の社会性(dog socialization)という言葉をよく耳にします。

犬の社会性というと他の犬、人に対してコントロールのとれた態度がとれるということがまずあがると思います。

他の犬や人に対して、威嚇しない、吠え付かない、噛みつかない、飛びつかないなどです。犬の社会性とはこれだけにとどまらず、人間社会の中で聞こえる様々な音、遭遇する車、自転車、ベビーカー自動ドア、車のワイパーの動きなど犬にとって不自然なものに慣れさせることなど多岐に渡ります。

アメリカですと、人種も多々ですから飼い主とは見かけが異なる人にも実は慣れさせる必要があるのです。

我が家の場合は、牧羊犬種なので動き回るものに対しての社会性強化がとても大切になってきます。小さな子供や小動物、掃除機の動きなどに興奮させないという訓練は必須です。二匹ともコントロールできている状態ですが、若い子の方は今でも的確な指示を出さないとやはり興奮モードになることもあります。

犬と同じ空間を分け合う家族として不都合が生じないよう、飼い主さんも犬の躾には時間をかけ、また犬をきちんと理解するという姿勢を持っている方が多いです。

社会性を培うことを目的としたドッククラスは多々あります。またドックスポーツに関心のある方も多いです。

アメリカ人に一番人気のドックスポーツはドックアジリティだそうです。ドックスポーツをやる前には、基本的な犬の躾が出来ているかテストを課せられることもあります。

クレートの中で静かに待てるというのも大切な社会性なのです。


アメリカのいぬのしつけ教室

ドックアジリティークラスにて。


いかがだったでしょうか?アメリカ在住のmukuoが、アメリカの犬のしつけや、飼い方について書いてきました。

国が変わっても人間とって犬が大切なパートナーであることには、変わりがないですね。

何かの参考にして頂けたらうれしいです。最後までお読み頂きありがとうございました。



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